
この記事は遺言書に自動車を書くときのポイントについて。
注意点やポイントは上記の漫画に記載いたしました。
ここからはコマの内容を掘り下げて参ります。
遺言者(執筆者)の財産に車が有る方は多いです。
自動車は銀行口座や不動産と同様に名義変更の手続きが必要です。
名義変更を行うためには、遺言書で車の特定が重要になります。
(特に複数台あって、別々の家族に相続させたい場合は)

遺言書で車が有る場合の記載方法ですが、以下の2種類があります。
まずは遺言書本文に自動車の情報を書く方法です。
少し前まではこれ一択でした。
弊所が作成した遺言書見本もこちらになります。
自筆証書遺言の場合、全文を手書きになるので書き間違いに注意が必要です。
銀行口座ほどシビアではありませんが、名義変更の段で一手間ふえます。
もう一つは遺言書とは別に財産目録を作成する方法です。
2019年1月から、財産目録はPC作成が可能になりました。
こちらは車検証のコピーやデータをパソコンで作成して、署名とハンコ、日付を記入します。
財産が多い、手書き部分を減らしたい場合に最適です。

上記画像が遺言書の見本になります。
(遺言書の内容は全て架空の人物、団体です)
必要な情報を生成AIに入力して作成した物になります。
人工知能でも遺言書の文面を作ることができます。
(実際に使う場合は、色々と気を遣う部分があります)
遺言書で自動車を特定する時に使用する情報は以下の通りです。
これらの情報は車検証や自動車検査記録事項に記載されております。
自動車の特定も色々と書く内容が多い物です。

こちらの画像が車検証の見本です。
遺言書で使う部分に赤枠で囲いました。
個人や車種が特定できる情報は全てマスキングしております。
車検証の右上の部分には、車両番号、車体番号、車名、型式が書かれております。
左上の部分には、自動車の種類、用途、自家用の別が記載されています。
画像が少々荒くて申し訳ないです。
車検証は遺言書の他、名義変更でも使用します。
失くさない様に助手席のグローブボックスに保管しておきましょう。
また遺言書と一緒にコピーを封筒に入れておくと親切ですね。

次は自動車検査記録事項という書類になります。
こちらは2023年1月から電子車検証の運用がスタートと同時に作られた資料になります。
電子車検証の券面には最低限の情報しか記載されず、詳細な情報はICチップに保管されております。
ICチップに格納された情報が記載された書面が自動車検査記録事項です。
車検証と一緒に交付されます。
車の名義変更には自動車検査記録事項のみではできず、車検証とセットでの準備が必要になります。
こちらも画像が荒くて申し訳ないです。
赤色の枠で囲った部分が遺言書で必要な情報です。
記事本文に必要な情報を記載いたします。
1、基本情報部分に、自動車登録番号、車両番号、車台番号、登録年月日が書かれております。
3、車両詳細情報の部分には、車名(メーカー名)、型式、原動機の型式、自動車の種別、用途、自家用・事業用の別。
これらの情報を抜き出して、遺言書の本文に記載します。
遺言書を作った後は、本文、車検証写しとともに自動車検査記録事項のコピーを取って封筒に同封をお勧めします。
遺言書を開封した時に情報が一元化されているとスマートの事が進みます。
遺言書に書く財産内容は、文書での特定が非常に大事です。
情報は登記簿や車検証など公的文書を手元に置いて一言一句間違えない様に記載が必要です。
車が多い場合は財産目録で作成をお勧めします。
以上が遺言書で自動車の書き方についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
大阪府行政書士会 法人研究会会員
大阪府行政書士会 本会相談員(身分系業務)
大阪府行政書士会 旭東支部 無料相談員(城東区役所担当)
【大阪府行政書士会より表彰】

【ご依頼者さまから頂いたお手紙】

【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
相続手続き(相続人調査、相続財産調査、遺産分割協議書、各種名義変更)
終活支援(遺言書作成、任意後見制度など)
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年間相談件数は、500件を超える。
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