この記事はエンディングノートを書くことをお勧めする理由や記入方法のポイントなどをマンガを使って終活支援を取り扱う行政書士が分かり易く解説いたします。

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マンガ、エンディングノートを始める理由ついて

マンガ、エンディングノートを始める理由ついて

 

この記事はエンディングノートを始める理由と書き方のポイントについて。

 

 

本屋などに行くと相続や終活を取り扱った雑誌や本が山積みされています。
エンディングノートに関する本や情報も膨大にあります。
エンディングノートを書こうと思う理由は大きく2つあります。

 

  • 自分に何かあった時の為に情報をまとめておく
  • 親の相続で苦労したので、子供や家族の為に

 

エンディングノートを有効活用することで、親族の負担や自分の意思を残すことができます。
ノートに書かれた内容は法的には何の効果もありませんが、本人の意思は尊重されるものです。

 

関連記事:エンディングノートで死後事務を託せるかについて

 

エンディングノートとは

エンディングノートを書く理由と各ポイント

 

簡単にエンディングノートについて解説します。
エンディングノートは人生の終わりを迎える際に、自分の意思や希望を整理し、家族や大切な人に伝えるためのノートです。
自分亡き後の手続きや生活管理を円滑に進める手助けや家族の負担を軽減し、トラブルを防ぐ効果が見込めます。
体裁は決まりは無く大学ノートやルーズリーフ、PCで作成する、書店で売っている本格的なものなど色々あります。

 

関連記事:エンディングノートの種類は色々ある

 

エンディングノートには法的な拘束力はありませんが、家族や関係者がスムーズに対応できるようにするための重要なツールです。
死後の事務を親族以外に託すのであれば、死後事務委任契約が必要です。
また遺産の分け方や寄付したい場合は、遺言書を別途作成する必要があります。

 

関連記事:死後事務委任契約について

 

関連記事:専門家が遺言書を進める理由

 

エンディングノートを書くメリット

エンディングノートを書くメリット

 

エンディングノートには色々な利点があります。
特に大きいのは以下のものです。

 

  • 自分の気持ちや考えを整理できる。
  • 緊急時(事故や病気)にも役立つ情報をまとめられる。
  • 家族や大切な人への負担を減らせる。

 

まずは自分の考えや気持ちを整理することができます。
エンディングノートには、自分の基本情報から医療に関すること、葬儀やお墓のこと、家族や友人へのメッセージを記入します。
これらをノートにまとめるには、家族のこと、自分のこれからのこと、居なくなった後の事を整理する必要があります。

 

次に事故や病気など緊急時に役立つことがあります。
そこに自分の体調の事や保険の事、主治医のことなどが書かれていれば…
離れて暮らす家族や関係者がノートを見ることで情報が手に入ります。

 

若い人にとっても、事故等に遭うことがあります。
またデジタル遺産が多いことからもエンディングノートで記録を残しておくと良いかもです。

 

関連記事:若い人がエンディングノートを始めるメリット

 

最後は家族の負担を減らすことができること。
エンディングノートには遺言書の在処や貸金庫の事、主な財産のこと、使っているスマホのパスワードなど相続で重要なことが書かれています。
相続・認知症などになって大変なのは、必要な情報がどこにあるかを探すことです。
エンディングノートにまとめられていれば、情報を探し回る手間が無いので残された家族から感謝されます。

 

また遺言書で特定の人に多く財産を残したい場合。
基本的には遺言書で対応する形になりますが、エンディングノートにもメッセージを残しておくと親族の納得感が変わります。

 

関連記事:遺言書で1人だけに相続させる場合

 

エンディングノートの内容やポイント

エンディングノートの内容やポイント

 

ここからはエンディングノートに書く内容とポイントについて解説します。
書籍やダウンロードしたデータがある場合は、そこに書かれた内容を記入することで足りるかと思います。
ここではキャンパスノートなどに残しておく方向けに主な記載事項をご紹介します。

 

項目 内容
自分の基本情報

・氏名、生年月日、住所、連絡先、家族構成など。
・友人に関する情報

財産や重要書類の情報

・銀行口座、クレジットカード
・年金手帳や情報
・生命保険や入院保険など
・有価証券や車の情報
・その他の資産
・負債の有無と借用書
・所有不動産の情報や権利証
・貸金庫の情報

医療・介護に関する希望

・主治医の情報
・お薬手帳や保険証について
・医療の方針について
・介護施設や在宅療養に関する希望
・延命治療を望むかどうか
・臓器提供や献体の意向

葬儀やお墓の希望

・希望する葬儀と葬儀屋
・お墓や散骨の場所への希望

デジタル遺産

・スマホのパスワード
・PCのパスワード
・外部メモリ(USB等)の在処
・メールアドレスのIDとパスワード
・各種サブスクの内容

その他

・ペットについて
・趣味で集めた物品

感謝のメッセージ

・家族へのメッセージ
・友人へのメッセージ
・関係者へのメッセージ

 

上記の内容を記入すれば、エンディングノートに記載する内容は網羅できると思います。
他にも書きたい内容がありましたら、追加して頂ければと思います。

 

関連記事:墓じまいを分かり易く解説

 

エンディングノートを作成するポイント

エンディングノートを作成する際のポイントを解説します。

 

  • 家族に伝えておく
  • 定期的に見直す
  • 重要書類を整理する
  • データと紙の両方がベスト

 

まずはエンディングノートのことを家族や親しい人に伝えて置くことです。
残された人の為に努力して作っても、必要な時に見つけられないと意味がありません。
エンディングノートの事を誰も知らなかったら、探すのも一苦労です。
(あるのが分かって探すのと、存在自体が不明で探すのでは…)

 

エンディングノートの中身は、時間の経過とともに変化していきます。
作りっぱなしだと、不要な情報や必要な情報が欠けた状態になります。
エンディングノートを見る人にとっては非常に使い辛いものになります。

 

エンディングノートをPCで作成する人も居ると思います。
できるなら紙でも残しておくことをお勧めします。
(プリントアウトしたもので十分です。)
パソコンがロックされている場合、IDとパスワードが分からないと誰も見ることが出来ません。

 

以上がエンディングノートを書く理由と書く時のポイントです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

相続手続き(相続人調査、相続財産調査、遺産分割協議書、各種名義変更)

終活支援(遺言書作成、任意後見制度など)

国際結婚や永住許可など身分系在留資格のサポート

年間相談件数は、500件を超える。

 

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