仏壇じまいとは、仏壇を撤去することです。大抵は供養してからお焚き上げやリサイクルに回すことが多いです。この記事では墓じまいを行った後に仏壇じまいを行う時のポイントや注意点をわかりやすく解説します。

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仏壇じまいとは

仏壇じまいとは

 

この記事は墓じまい後の仏壇じまいについて。
仏壇仏具は普通の家具とは扱いが異なります。

 

撤去する際にも供養やお焚き上げなど行うなどそれなりの対応が必要です。

 

 

仏壇じまいとは、役目を終えた仏壇を撤去など整理する事をさします。
墓じまいと同時か終わった後に仏壇も処分することもあります。

 

関連記事:墓じまいを分かり易く解説

 

仏壇仏具は普通の家具や家電ではなく、撤去するのも色々と大変な部分があります。
特に旧家とかだと先祖代々が祭って来た物になりますし。
(私の実家にある仏壇も70年以上前からある年代物です)

 

また仏壇じまいの後には位牌をどうするかが悩みどころです。
多くの場合は仏壇と一緒に手放すことを考えると思いますが、
位牌も普通の家具と異なり、燃えるゴミで出すわけには行かないです。

 

関連記事:仏壇じまい後に位牌をどうするか

 

仏壇じまいが増えてきた経緯

仏壇じまいが増えてきた経緯

 

墓じまいと異なり仏壇じまいについては統計がありません。
(役所の許可が必要な代物でないため)
墓じまいを検討する人の半分以上は仏壇じまいも考えています。
(弊所の肌感覚でしかないですが)

 

仏壇じまいを検討する理由としては以下のようなものがあります。

 

  • 跡継ぎがいない
  • 家を引き払って置くスペースが無い
  • 仏壇以外の供養方法の代替え手段

 

仏壇じまいで一番多いのは、仏壇を継いでくれる家族がいないです。
子供がいない、居ても遠方で殆ど顔を合わすことが無いなど。
自分が体力や気力のある内に墓じまいと一緒に仏壇も整理しようと考える方は少なくないです。

 

次に住んでいる家を引き払って小さいマンションや施設に入る場合。
自宅を売却して施設に入ってしまうと、仏壇の置き場所が無くなります。
またはマンションやアパートなどで和室や仏間が無くて置くスペースが無い人も。
(実家から仏壇を渡されて頭を抱える人も…)

 

最近はご先祖様を供養する方法も多様化しております。
仏壇でお供えや拝むだけが供養ではありません。
永代供養墓など専門の神職やご住職がずっと供養して頂けるものもあります。

 

仏壇じまいの流れについて

仏壇じまいの流れについて

 

ここからは仏壇じまいの流れを簡単に解説します。
仏壇じまいは墓じまいと比較するとシンプルな部分があります。

 

  1. 家族や親族との話し合い
  2. 供養の手配
  3. 引き取り業者の選定
  4. 実際の引き取り

 

家族や親族と仏壇じまいの話し合い

仏壇を整理するのに許可は要らないですが…
整理する前に家族や親戚に話を通しておいた方が良いです。
特に先祖代々受け継がれた仏壇であるなら猶更です。
無断で撤去した後で色々なトラブルが起こる可能性があります。

 

仏壇の供養手配

仏壇もお墓と同様に整理する際に閉眼供養を行います。
閉眼供養を行うことで、仏壇はただの家具に戻ります。
供養の方法は宗派ごとに異なります。
菩提寺が有る場合は、菩提寺の住職に相談をお勧めします。
自分の宗派が分からない場合は、家族や親族で知っている人に確認しましょう。

 

閉眼供養を行った場合、ご住職にお布施が必要になります。
お布施の相場は3万円~5万円程度ですが、予め確認をお勧めします。

 

仏壇じまいの費用については別記事で詳しく解説しています。
ご興味ありましたら、こちらの記事もどうぞ。

 

関連記事:仏壇じまいの費用について

 

引き取り業者の選定

次は仏壇の引き取り先の選定です。
引き取り先としては以下の所が考えられます。

 

  • 仏壇じまい業者
  • 仏壇仏具店
  • 寺院
  • リサイクルショップ
  • 自治体に処分依頼

 

まずは仏壇じまいの専門業者です。
ネットで検索すると色々な業者がヒットします。
中には供養やお焚き上げまで代行してくれるところもあります。
あと位牌やその他の仏具も一緒に回収してもらえることが多いです。

 

または購入した仏壇仏具店や寺院で回収してくれるケースも。
こちらは寺院や仏壇仏具店によって対応が分かれるので、個別にお問い合わせ頂けると幸いです。

 

リサイクルショップに引き取ってもらう方法。
もしくは骨董店なども。
買取価格がつく場合は収支がプラスになることも。
(仏壇購入の需要が小さいので有料引き取りや拒否されるケースもあります)

 

最後は自治体での引き取りなど。
一部の自治体では粗大ごみとして引き取ってくれることも
例えば大阪市だと、1つ1000円で仏壇を回収してもらえます。
大阪市の粗大ごみ回収のページ

 

https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000384507.html

 

仏壇をゴミ扱いされるので、心理的な抵抗が有ると思います。
そうでない場合は、最も安価で仏壇じまい可能です。

 

以上が仏壇じまいについてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

相続手続き(相続人調査、相続財産調査、遺産分割協議書、各種名義変更)

終活支援(遺言書作成、任意後見制度など)

国際結婚や永住許可など身分系在留資格のサポート

年間相談件数は、500件を超える。

 

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