この記事は仏壇じまい費用にについて。
費用の概算は3万円から10万円程度になります。
費用の解説の前に墓じまいについて簡単に触れておきます
仏壇じまいとは、役目を終えた仏壇を撤去など整理する事を指します。
墓じまいと同時か終わった後に仏壇も処分することが多いです。
仏壇仏具は普通の家具や家電ではなく、撤去するのも色々と大変な部分があります。
仏壇仏具は普通の家具とは扱いが異なり、撤去する際にも供養やお焚き上げなど行うなどが必要です。
特に旧家とかだと先祖代々が祭って来た物になりますし。
(私の実家にある仏壇も70年以上前からある年代物です)
仏壇じまいの費用ですが…
ザックリした数字だと3万円~10万円の間に納まると思います。
値段が大きくブレるのは宗派や仏壇のサイズ、撤去する場所などで大きく変わるからです。
取り敢えず10万円前後かかると思っておいた方が良いでしょう。
仏壇じまいで費用が掛るのは以下の場所です。
まずは仏壇の閉眼供養です。
役目を終えた仏壇はキチンと供養することになります。
供養を行うのは、菩提寺の住職さんなどになります。
ご住職にお渡しするお布施や車代ですが、
2万円~5万円、車代で5000円程度でしょうか。
このあたりはご住職や宗派によって変動があります。
次は仏壇の撤去と運搬費用です。
撤去する業者さんにも依りますが…
専門業者の方にお願いする時は、2万円~5万円程度が相場でしょうか。
高層階や大きな仏壇や重いものになると追加費用を請求される場合もあります。
仏壇じまいの費用を節約する方法をご紹介します。
まずは引き取り業者さんの選定です。
お断りするメンタルが有る場合なら、相見積もりを取る方法が有効です。
もしくは一括サイトで見積もりを出す方法なども。
仏壇じまいの専門業者の中には、お焚き上げなどの供養もセットで行ってくれるところも。
この様な会社にお願いすれば、費用を節約出来るかと思います。
または自治体によっては粗大ごみとしても出すことも出来ます。
この時は大阪市ですと、普通サイズで1,000円で引き取ってもらえます。
撤去費用は他の追随を許さない程の価格です。
価格を見ると粗大ごみ回収が一番安いですが…
その代わり仏壇を家の外まで出す必要があります。
大抵は自宅の道路やゴミ捨て場近くまで持って行く事が求められます。
(自治体は中まで引き取りに来てくれません)
撤去作業を行える人手が必要です。
次のデメリットは、仏壇を捨てる所を近所に見られることです。
自治体の回収は回収車が回ってくる形です。
時間帯指定は出来ません。
回収車が来るまでの間、自宅前に仏壇を置きっぱなしにすることに。
外聞が良くない風景になりますね…
心理的にもモヤモヤが残る可能性もあります。
仏壇じまいは、役目を終えた仏壇を家具に戻す儀式でもあります。
長年、ご先祖様を祀っていた大切な仏壇なので、適切な供養を心掛けたいですね。
費用は多少かけても、キチンと供養する方が気持ち的にもスッキリすると思います。
以上が仏壇じまいの費用についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
大阪府行政書士会 国際研究会会員
大阪府行政書士会 法人研究会会員
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
相続手続き(相続人調査、相続財産調査、遺産分割協議書、各種名義変更)
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